窯業系サイディングに多く使用されているシーリングは外壁と外壁を繋ぐ重要なものです。では、このシーリングが劣化するとどうなるのでしょうか?
まず、シーリングとは、地震や台風などの影響で発生した揺れにより外壁が割れるのを防いでくれるクッションの役割を持っています。シーリング自体がゴムのような質感で、弾力のあるものになります。
シーリングが劣化すると、「ブリード現象」と言って、シーリング材に含まれる可塑剤が紫外線や雨などの影響で発生した汚れに反応し、黒ずみが表面に出てきてしまいます。しかし、この「ブリード現象」は防ぐことができます。それは、「ノンブリードタイプ」のシーリング材を使用することです。近年では、一般的な住宅は基本的にノンブリードタイプのシーリング材を使用しています。
ノンブリードタイプのものを使用しても経年劣化で肉痩せや剥がれを起こしてしまいます。その場合は、新たにシーリング工事を行わなければなりません。シーリング工事は主に2種類あります。
・打ち替え
既存のシーリング材を綺麗に剥がして、新しいシーリング材を流し込むこと
・増し打ち
既存のシーリング材はそのままで、上から新しいシーリング材を充填すること
劣化状態や施工箇所によりおすすめする内容は変わります。基本的には、打ち替えをすることが多いです。金額は増し打ちの約1.5倍から2倍ほど上がりますが、打ち替えの方が、防水効果が高く、劣化を防ぐことができます。
外壁塗装をするときは、シーリング工事も一緒に行うとトータルコストを抑えることができ、見た目もバランスもよくなるでしょう。
東近江市,彦根市,近江八幡市,甲賀市,栗東市,湖南市,守山市,米原市,野洲市にお住まいの方で外壁塗装や屋根塗装をお考えの方は、ペイントホームズ東近江店へお気軽にご連絡ください。見積書や劣化診断書など無料でお渡ししております。